きりんのたより

きりん建設があなたに送る手づくりミニ情報誌

きりん建設のニュースレター

[check]和室が古くなって暗い感じがするのですが・・・・・
[Q]和室が古くなってきたせいか、部屋の中が暗い感じがします。明るくして気持ちよく使えるようにしてください。
[A]和室は今や来客室に使えて、そのまま客用寝室にもなる便利な部屋です。さらに、葬祭など特別な時の会場にもなります。せっかくある和室を気持ちよく使うためにも、改装するのがよいでしょう、
具体的には、面積の広い天井を明るい木彫化粧板に張り替え、壁をじゅらく塗りと畳表を新しくします。これだけでも部屋が明るく感じるはずです。次にお縁に明るい縁甲いたを重ね張りして、襖や障子などポイント部を好みのデザインに変えます。見た目が明るくなるだけでなく、新しい木
や畳の香りで心身がリラックスし、安らぎを感じるでしょう。

[check] 「安全な家」づくりについて考えてみよう。
[Q]東日本大震災で多くの家が地震や津波の被害を受けた様子を見て、あらためて地震の恐ろしさを感じました。これから家を建てようと思った時に、どの点に注意したらいいか教えてください。
[A]今回の震災で被害を受けた方々に、心からお見舞い申し上げます。
日本医住んでいるとどこでも地震は起きるし、それ以外に火山も台風など避けられない災害あります。そこで、家を建てようと考えたとき最初にやっておきたいことは「その土地の危険を知る」ことです。
地震に対して地盤の軟弱度はどのくらいか、火山の影響はどの程度受けるのか、台風など風雨よる浸水や山崩れはあるのか、同じ市町村でも地形は様々です。「絶対に安全な土地」などないわけですから、ただおびえて暮らすのでなく「知って備える」ことを考えましょう。
具体的には市区町村役場で「ハザードマップ(防災地図)」という、地域の災害環境を示した地図をもらいます。その情報を元に必要な地盤調査を行い、もしも土地が軟弱な場合は地盤改良を行うなど、その土地に合った基礎工事をします。もちろん、家の設計や施工は国で定めた耐震基準に沿って行われますが、地元の工務店に相談すると昔からの細かな情報を得られるでしょう。

[check][Q]フローリングの床がギシギシ鳴って気になります。
床板の張替え修理をお願いすれば直りますか?};

床鳴りがして困っていましたが、床のフロアーを撤去して、下地を作り、フローリングを張りました。

表面が綺麗に見える床でも、ギシギシなるのは困りますよね。
床は毎日家族が移動する場所なので、そのままにしておくとどんどんきしみが大きくなってしまいます。

床のきしみの原因には、いろいろなケースが考えられます。きちんと原因を調べて対応しないと、フローリングを張り替えるだけでなおるとは限りません。

例えば、床下に湿気があると床を支えている柱(床束)が腐食してしまいます。このような場合は、フローリングを張り替えるだけでなく、床下の根本的な修理が必要です。

ですから、目に見える部分(フローリングなど)だけでなく普段見えない床下までしっかりチェックしましょう。それこそが、問題解決の近道でもあるのです。

[check] 使いやすい洗面所のポイントは?
[Q]洗面所をリフォームしようと思います。毎日顔を洗ったり手を洗ったりする場所なので、家族みんなが使いやすい場所にしたいです。
どんなところにポイントを置いて考えればいいですか?

「A」リフォームの場合、現在使っている洗面のどこが不便でどう改善したいか、具体的に考えると良いでしょう。

例えば、高齢者が暮らしているから蛇口の開閉を弱い力でも出来るようにしたいとか、脱衣所と兼用ですぐ雑然としてしまうのが困るとか。良くある意見は、洗濯に使う洗剤や入浴用の小物が散らかるので、使いやすくスッキリ整理したいなど。

洗濯機のすき間が気になる場合は、そこに小物整理棚や引き出しを作ってもらうと便利です。また、家族が多ければ蛇口を2か所作るとか、ちょっとした洗物が優れきるように洗面ボウルを大型にするとか、自分の生活に合わせて考えて見ましょう。

 洗面所手洗い(バケツが入るくらいの大きさ)蛇口をストール式にしました。

洗面所は毎日顔や手を洗う場所なので、清潔に保ちたいですね。水洗金具の吐水方法を工夫すると水はねしにくくなります。

また、汚れのつきにくいボウル素材を選ぶと、いつまでもきれいに保つことが出来るでしょう。

”あふれるものをスッキリ収納させるポイント(1)”

[Q]物が多くて片付かないので、収納場所をたくさん作りたいのです。
[A]ほとんどの人は、限られた土地に多くの希望をこめて家を建てます。だから、「無限に収納場所がとれる」なんていう恵まれた人は少ないでしょう。

一般的に床面積の10~12%くらいと考えればよいのです。この収納スペースを、各室に配置する部分収納にするか考えます。
衣類のように毎日使って、それを着る人や着替える場所が決まっているものは、各自の部屋に部分収納するのが良いでしょう。
冷暖房機器やレジャー用品など、季節の大型品は納戸などへ集中収納するのが良いでしょう。集中収納は、家族みんなが使うものなので、リビングの近くにあると便利です。

ともすれば家の片隅においやられてしまう収納場所ですが、そこに何をしまうか考えずに作るとだんだん「しまい込むだけの場所」になってしまいますよ

便利な「収納」とは、便利に使える場所」であることです。

あふれるものをすっきり収納させるポイント(2)

新築や増改築で部屋を作るとき、どんな収納スペースを作ればよいかを具体的に紹介します。
[Q]スッキリ収納させるためには、収納するものと場所(棚)のサイズを合わせることです。

そうしないとムダなスペースができたり、うまく収まらなかったりして、きれいに片付かなくなってしまいます。
●靴箱・・・奥行き30cmにして棚の高さを調整できるよう3cmに
刻みでダボ穴を作れば、靴の高さに合わせて整理しやすいです。

●フライパンや大型鍋・・・鍋のサイズを測り専用引き出しを作って収めましょう。
●食材・・・細かいものが増えるので、奥行き15cmの棚をたくさん作ると便利です。
●掃除グッズ・・・掃除道具のサイズを測り、それが収まるロッカーを作りましょう。
●新聞・・・使いたい新聞ストッカー(布製・プラスチック製・箱型など)を用意し、それが収まる棚を作るとスッキリします。